読子の本棚

読んだ本をここの本棚にしまっておきます。

51冊目:白夜行 東野圭吾さん

こんばんは、読子です。

食欲の秋ですね。みなさん秋をエンジョイしていますか?私はですね、

エンジョイしすぎて体重が3kg増えましたよ…(仏スマイル)

妊娠中に10kg増えて5kgしか減ってないってのに…

 

ということは?

産前からトータル8kg増えてますのよ?!

えっコワァ…(他人事)

 

食欲の秋をしながら読書の秋してるので、一向に体重が減りません。どうしたもんかね。

とりあえずダイエットは明日から(一生始まらないやつ)

 

 

 

さて今回はこちら

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白夜行東野圭吾さん

 

ドラマ版が大好きすぎて5周くらいしてます。原作は京極夏彦さん的な厚さにビビって手を出しておらず、今回が初読です。

 

ドラマ情報

先に私の大好きなドラマの情報から。

 

2006年に放送され、かなり賛否両論だったドラマ版白夜行。その賛否の原因は雪穂と亮司の心情描写が多かったからだと言われています(一説によるとね)。

原作では雪穂と亮司は自分のためなら周囲の犠牲も厭わない、いわゆる「血も涙もない悪」として描かれています。そのため、二人に対するイメージの解釈の不一致にモヤッた方はドラマ否定派に。一方ヒューマンドラマ大好きで、心情描写がある事で「雪穂と亮司がこんなことを考えながら生きていたのか」を楽しめた人がドラマ肯定派になったのではないかと思います。ちなみに読子はヒューマンドラマ大好きなので「ドラマ版最高!!!」の人です。

 

原作・ドラマ共に雪穂と亮司が「風と共に去りぬ」を図書館で借りているという場面が出てきて、二人が出会った場所は「図書館」とされているのですが、ドラマ版のみに登場する図書館司書さんがとても味のある役なんですよ…!脚本最高すぎる(司書さん役:余貴美子さん)そして田中圭さんってこんな昔からテレビ出てたの?!!!!という密かな驚きもありました。

 

ドラマ版は時系列をひっくり返して、結末のところから見せてくるのですが、しっかり面白いのが本当にすごいです。主演のお二人、綾瀬はるかさんと山田孝之さんの演技にも圧倒されますので、ご興味のある方はぜひ…!

 

あらすじ

始まりは一つの殺人事件だった。質屋「きりはら」の主人・桐原洋介が殺された事件を発端に、一見関連性の無さそうな事件が立て続けに起こる。

不可解なことに、その事件の側には常に被害者の息子である桐原亮司・被疑者の娘である西本(唐澤)雪穂の影があった。これは、刑事・笹垣が十九年という時間をかけて二人の足跡を追うお話。

 

 

もくじ

全13章の構成。

一話たりとも雪穂・亮司視点のエピソードはありません。刑事の笹垣をはじめ、雪穂の友人や亮司のクラスメイトなど、周囲の人間の目線により、それぞれの人となりや行動が語られて行きます。

 

 

感想

っは〜!そういう感じかあ!

どっち派とかではないのですが、やっぱりドラマを視聴してから原作を読んでよかったな〜と思いました。

ドラマ版とは違い、原作では二人が悪い事をしているシーンは明確に描かれませんし心情描写もありません。なので、事件が起きて「謎…(モヤァ」みたいなムードが出ている時に(それ、亮司の仕業ッスヨ…ヘヘッ)的な知った顔をしてほくそ笑む事ができて楽しかったです(笑)

 

原作とドラマどちらも好きだけど、森下さんの脚本と主演二人が良過ぎるのと、音楽の河本伸さんが良すぎるので(つまり全部良い)、原作読んだ上でドラマ版の出来は桁違いだなって思いました。

続けて「幻夜」も読みます。楽しみすぎる〜😭✨

 

こっちは私の大好きなドラマ版

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ネタバレ状態で読んでなお面白かった原作

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