こんばんは、読子です。
すっかり夏で、食欲がどうにかなっています(※何故か増える方向に)。当初の予定では夏バテダイエット(?)で「食欲減退→体重が減る」のはずだったのに…一体どういうことなのでしょうか?
では気を取り直して!今回もお時間ですよ◎
第9回
屋根裏の内緒話〜!!
現在の読書会は、「本好きの秘密基地」のはむちゃんさんがお休み。引き続き「郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる」のニードルさんと二人体制でやっております!
今回の選書はニードルさん🙌

「検索禁止」長江俊和さん
今回は読書会初の新書です🫨!
目次
- はじめに
- 第一章 検索禁止 ネット世界のタブー
検索してはいけない言葉の真実、くねくね、カシマさん、コトリバコ、他…
- 第ニ章 禁忌と物語 フィクションの中に潜むリアル
『進撃の巨人』と本物の人喰い、ソニー・ビーン事件『エクソシスト』は実話である、マウント・レイニア悪魔憑き事件、「悪魔憑き」の真偽、他…
- 第三章 禁忌と物語・日本篇 フィクションの中に潜むリアル
「貞子」に転生した女たち、透視する女ー御船千鶴子、念写の発見ー長尾郁子、他…
- 第四章 禁じられたリアル 『放送禁止』から『出版禁止』へ
首都壊滅地震を予言した男、『放送禁止』『出版禁止』『掲載禁止』、他…
- 第五章 封印された事象 禁忌となった風習、事件、嘘
稲垣吾郎「隠し妻」を名乗る女、おじろくおばさ、他…
- あとがき禁止
あらすじ
「検索してはいけない言葉」としてネット界隈を賑わせたあの言葉たちを筆頭に、有名なフィクション映画作品に埋め込まれたノンフィクション、日本に伝わる怪談や限界集落での出来事や未解決の事件について紐解いて行くノンフィクション作品です。四章「禁じられたリアル」は長江さんご自身の放送作家として体験してきた出来事について綴られていました。
感想
くねくねの話は前々回の課題本「ほねがらみ」にも登場していて、私的にかなりタイムリーな話題でした。くねくねに触れていたのは個人的にアツかったです🫨!
昔読んだ時も怖かったけれど、ほねがらみで改めて読んでも怖かったもんなあ。くねくね然りコトリバコ然り、私たちを震え上がらせた恐怖の根元が一体何なのか…その理由を紐解いて行くのが楽しかったです。
またこの手の「検索してはいけない言葉」が、どうしてこれほどまでに私たちを魅了するのか?という点にも触れられていました。
つまり、禁止されることによってストレスが生まれ、その反動から、感じられたことや制限されたことを、どうしても実行したくなってしまうのだ。これは心理学用語で「心理的リアクタンス」と呼ばれる現象だという。
p.6 はじめに
へえええええ🫨!!!勉強になりました!
あれか、「今から30秒、シロクマのことは絶対に考えないでください」でシロクマのことをついつい考えてしまうやつ…カリギュラ効果的な…
だから過去の我々は、どう考えても怖い思いしかしないと心得ているはずなのに「検索してはいけない言葉」を目にすると「どれどれ…」と検索スペースに打ち込んでしまっていたのですね🤔
じゃあ「検索してはいけない」がミソであって、「検索してもいい言葉」だったらわざわざ検索する人も少ないわけだ。人間の心理って面白いなあ…
いままで「四谷怪談」も「お岩さん」も聞いたことはあるものの、あまり詳しくはありませんでした。本書を読むにあたり、ついにその内容に触れることができたので、そんなあたりも楽しかったなと思います。
武家社会において、女性の立場は低かった。お岩さんは、その女性の代弁者のような存在ではないかと言うのだ。虐げられていたはずの女性が怨霊となって、本来刃向かってはならない武士(男)たちを滅ぼすと言う物語に、庶民は拍手喝采を送ったと言うわけである。お岩自体を反権力の象徴と捉えると、その図式は見えてくる。
p.147 三章 禁忌と物語・日本編
怖い話ってこんなふうに読み解けるんだ…と考えると、怪談も一種の学問のような感じがしてきました🤔
他にも私の想像をはるかに超える猟奇的(シンプルなホラーというよりゴアホラー寄り)なお話もあって、バラエティに富んだ一冊でした!
ニードルさん、読了が遅くなってしまい申し訳ありませんでした😣💦
今回も面白い選書をありがとうございました🙌





