17冊目:あるかしら書店 ヨシタケシンスケさん①②
こんばんは、読子です。
前回の記事から少し間があきましたね。
寒いせいです…寒いせいでいろんな意欲が…
早く春が来て欲しいです冬すらまだだよ
さて本日はヨシタケシンスケさんの絵本のご紹介です。今回は①作家さん・本との出会い編②感想編、まとめて1つの記事にしています。
それでは内容に入ります。
ヨシタケシンスケさん
皆さまヨシタケシンスケさんはご存じでしょうか?ここ数年でとても人気の出ている絵本作家さんなので、もしかすると皆様も書店でご覧になったことがあるかもしれませんね。
私の朧げな記憶だと、「もうぬげない」がMOE絵本屋さん大賞一位を取ったあたりから人気がぶち上がっていたような気がします(アテにならない話)
グラニフからかっわいいTシャツまで出してくれるもんだから、ばっちりゲットしてしまいました。家では「服を脱げない子供の絵柄の服」を着てうろついてます(ややこしい)。可愛い部屋着です。友達にも見せびらかしたい。
「もうぬげない」もとても可愛らしい一冊ですが、(自称)読者が好きな私は大人向けの本書、「あるかしら書店」がお気に入りです。
ちなみに私は去年の冬に特別カバー付きで購入したヨシタケ勝者です。ドヤッ
夏にもサマーデザインが出ててうっかり同じ本を買ってしまう所でした…可愛い…
あらすじおよび内容について
表紙のちょび髭おじちゃんが営む「あるかしら書店」には、“本にまつわるあらゆるもの”を求めて今日もお客さんが訪れます。こちらのブログにお越しくださる皆様も、きっと「こんな本があったら、こんな風に読書できるものがあったら…」と考えたことがあるのではないでしょうか?そんな【夢のある読書】を追い求める一冊です。
絵本というと子供向けなイメージですが、内容に深いメッセージがこもっていたり、大人が読んでも満足するような作品を制作されているのがヨシタケシンスケさん。
本書も
こんな感じで難しい漢字にもルビは振っておらず、大人が読む前提で文字が書かれています。絵はとても可愛らしいので、もちろんお子様とも一緒にお楽しみいただくこともできますよ!家族で楽しめる一冊ですね。
ヨシタケシンスケさんの作品は保育士の友人に勧めてもらったのですが、これは確かに子どもじゃなくても絵本大好きになっちゃいますね!!!
保育士友人氏、もっと絵本のこと教えて!!!
感想
数ある「あるかしら」の中で私がお気に入りなのは、水中図書館です。
ある高い塔の中に沢山の本がひしめいており、建物内は一切のはしごや階段が外されています。塔は窪地に建っているため、少しずつ浸水。塔内図書館の中は小舟で移動します。
梯子が無いので水位が上がるまでは読めない本・水位が上がって浸水すると二度と読めなくなってしまう本、その両方が存在する不思議な図書館。そんな静かな塔を想像すると、なんだかワクワクするような物悲しいような複雑な気持ちになります。
「あの時に読んでいればよかった」「将来あの本を読むんだ」そう考えながら本を探すことを考えると、もうこれは人生そのものだなと感じてしまいませんか?(スケールでか)
他の作品
ところでヨシタケさんは、実は専門書の挿絵も担当しておりまして「心電図を見るとドキドキする人のためのモニター心電図レッスン」通称「ドキモニ」にもヨシタケさんの可愛らしい絵が登場します。
わあーーー!挿絵が可愛いから勉強好き!?!!(錯乱)
私も心電図の波形を見るとドキドキするタイプの人類だったので、こちらの本にも大変お世話になりました。
あるかしら書店以外にも紹介したい絵本はあるのですが、一先ずしばらく先にすることにします。次からは小説のご紹介に戻りますね。またいつか、絵本記事を書くかもしれません。
次は柚木麻子さんの本です。
それではまた…!