読子の本棚

読んだ本をここの本棚にしまっておきます。

今週のお題「SFといえば」時をかける少女

今週のお題「SFといえば」

SFといえば最近読んだ星新一さんが一番最初に思い浮かびましたが、好きなSFはやはり細田守監督の映画「時をかける少女」でしょうか。
原作は筒井康隆さんですね。



原作も良いですが、私は映画版がとても好き。
作品としては全く別物(映画で叔母として登場する和子叔母さんは原作のヒロイン)です。


ヒロインの真琴ちゃんは千秋くんにご執心だけど、私は圧倒的に功介くん派です(誰も訊いてないよ)。
狡くなりきれない真琴ちゃんのお友達も嫌いになれないんだよなあ。


作中に出てくるでっかい入道雲を見ると夏だなって思いますよね。きっとみんなそう(決めつけないで)。
そしてね、気持ちがオートで《二度と帰ってこない学生時代に思いを馳せてしまうモード》に切り替わってしまい、懐かしいような泣きたいような…なんともこう、言葉にならないような気持ちになるのですよ。


そして以降の内容に共感してくれる方がいらっしゃるのならば、是非手を高く挙げて欲しいです。
私がダッシュで駆け寄って、おてて握ってシェイクシェイクします🤝
時かけはすごく好きな映画なんですけれど、見るたびに頭をよぎってしまうのは真琴ちゃんは彼氏の側にいて欲しくないタイプの女友達だなあってことなんですよね。
既婚の私にとっては、彼氏に他の女の子が接近して不安で云々なんて既に遠い過去のお話にはなるのですが、これがまあ学生時代に何度頭を悩ませた問題かって言うね。
一部のボーイッシュ女の子ちゃんは「別に好きとかじゃないし〜笑」って言いながらバグった距離感で彼女持ちの男の子と接するんですよね。(勿論全員ではありませんよ!!!!🙇‍♀️)
悪気はないんだろうけど、実際真琴ちゃんも千秋くんのこと好きになってるからね。

この「ア~~~ヤメチクリ~~~~^^ω」みたいな感じ、きっと体験したことがある人も多いんじゃないかな。
もうね、シンプルに郷愁って感じだけじゃなくて、自分の思い出とリンクさせてギュッと胸を掴むような映像たちよ。うっ、胸が苦しい…


なんだか今年の夏も見たくなってきたぞー!!