読子の本棚

読んだ本をここの本棚にしまっておきます。

4冊目:あなたの本 誉田哲也さん②(3)

こんばんは、読子です。

こちらは誉田哲也さんの「あなたの本」感想編(3)となります。「あなたの本」関連の記事はこれでおしまいです。

 

 

「あなたの本」は短編集で以下の七話が収録されています。(3)はその内太字になっている最後の二話に対しての記事です。

 

  1. 帰省
  2. 贖罪の地
  3. 天使のレシート
  4. あなたの本
  5. 見守ることしかできなくて
  6. 最後の街
  7. 交番勤務の宇宙人

 

 

  • 最後の街

人生を味わい尽くした主人公が「もうこれくらいしか情熱を燃やしてやれそうな事はないのだ」と“この世の果て”を目指すお話です。

ミュージシャンとなり自分の想像しうるあらゆるパターンの曲を売り出し、これ以上お金を稼ぐ必要も無くなり、ついに情熱の向け先を失った男。それでも“この世の果て”にだけは、興味を持つことができたのです。

 

その男は“この世の果て”を目指す旅の末、ついに最後の街に行き着きました。街の喫茶店では「行ったら最後…帰って来る者は誰も居ない。やめておけ」と店の主人に引き止められるのです。ですが男もここまで来たら引けません。

「どんな断崖絶壁か知らないけれど、ちょっと見て帰ってくるから。必ず戻る。」

と店主の引き止めを振り切ってこの世の果てを目指します。そこでこの男の見た光景はいかに…!(というのをお伝えすることができないので、みなさんもぜひご一読の上、男が何を見たのかをお確かめくださいね!)

 

 

  • 交番勤務の宇宙人

光の星の方が地球でお仕事する話。「仕事なんてぼちぼちでいいよ」って言うハヤタ隊員やだ…笑

確か原作ではエリート的な存在でしたよね…?(ぼんやり曖昧な記憶)

 

今回はハヤタ隊員ではなく、諸星隊員が主人公となる話です。地球の交番でゆるーく駐在さんをします。そうです、あの頃地球を守ってくれた光の星の方たちは、今も人知れず私たちの生活の中で平和を守ってくれているのです。

「どっ…どうしよう!腕をバツの形にしたら何かビーム的なの出ちゃう…!!!」とパニくる光の星の方の地球ライフをお楽しみください!

 

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さてこれで「あなたの本」に関しての記事はおしまいです。最後の二作を読むのに偉い時間がかかってしまいました。忙しくてももっとサクサク読みたいものです…(積読が沢山あるから)

 

それではまた、お次の本で!!!